シェルブールの雨傘

今日は、久しぶりのまとまった雨の日だ。
そんな日にちなんで、2年前のフランス旅行の時に立ち寄ったノルマンディーの中心地、シェルブールに思いをはせよう。

シェルブールというと、私が思い浮かべるのは、というか、そのために訪れたわけであるが、
そう、映画「シェルブールの雨傘」である。

私は思春期のころ、自分の部屋に、新宿の紀伊國屋で買ったカトリーヌ・ドヌーヴの大きなボードを飾っていた。世の中に、こんなキレイな女性がいるのかと思ったのを覚えている。

訪れたシェルブールは、映画に見られるそのままに、切なさと愛おしさが伝わってくる街の風景だった。

当然、「シェルブールの雨傘」関連の観光をあてこんだ、博物館、ショップもあった。これらも、私は甘い気持ちで受け入れてしまう。

ノルマンディー西岸のホテルオーナーに教えてもらった、ビストロに入って美味しいフレンチを味わった。

日も暮れてきたので、あの甘美なメロディーを口ずさみながら、シェルブールを後にしてパリへ向かった。

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