秋空にフィドルとギター

この３連休は、キレイな青空に恵まれた。各地で、いろいろなイベントが催されたことだろう。
私は、名古屋市中区にある東別院という真宗大谷派の大きな寺院で催された、アンティーク・マーケットに出かけた。
ここは、私が生まれ育った地から歩いて５分くらいのところだ。

知人の演奏を聴きにいくためと、かつて遊んだ地を懐かしむためだ。
知人は、オールドタイムという、ブルーグラスのルーツともいうべきミュージックを、各地で演奏している。
フィドル、ギター、バンジョー、フラット・マンドリンなどの弦楽器の使い手だ。この日は、フィドルとギターでのパフォーマンス。

こんなキレイな青空の下、プリミティブでアコースティックな演奏が、アンティーク・マーケットに溶け込んでいる。
音楽の素晴らしさを、改めてかみしめた。

演奏が終わって、マーケットを見た後に、敷地内にあるかつて通った「お東幼稚園」に寄ってみた。
当然、建物は新しくなっていたが、東別院内での位置、園庭の向き、金網の高さなどに、懐かしさを覚えるとともにタイムスリップすることができた。

その後、東別院に隣接する「下茶屋公園」にも寄ってみた。東別院全体は、かつての古渡城があった場所である。
古渡城は、信長の父、織田信秀の居城で信長が元服した城だ。下茶屋公園はお堀部分にあたる。
私の頃の下茶屋公園は、もっとワイルドで整備もされてなく、池の中に入ってザリガニ、カエル、フナ捕りに夢中になった。