2018年末も30日に、勢いの止まらない「Bohemian Rhapsody 」を観てきた。
私はミーハーで、ミーハーは死語かな？ 昔から、流行っているモノを広く浅く、一応知識として取り込むが、ドップリとはその世界につからない性格だ。流行りものに弱く飽き性。
ということで、今回のクイーンも観ずにはいられなかった。
クイーンは同時代だ。ブレイクする前から知っているし、大学の女子同級生はキャーキャー、♪バイシクル、バイシクル♪と歌っていた。私も含めて男子はそれほど関心がなかったようである。
80年代、音楽はMTV隆盛の時代に入った。音とビジュアルによるプロモーションビデオが花ざかりであった。私も、夜中にぶっ続けで3時間放映されるMTVをよく見たものだ。特集のときはビデオ録画していた。
クイーンは、正確にはこの時代ではないが、ある時、MTVで30分くらいのクイーン特集があると知り録画した。その名も「OLDIES BUT GOODIES」。この時で、クイーンはもうオールディーズなんだ。
今回の映画を観た後、あの時のビデオテープをDVDにダビングしてあるのを思い出した。
このビデオを見返して、映画を観た直後の感動が、さらに増したようである。今回、応援上映の時間帯で観賞したが、その必要はなかった。もちろん、それもいい。ただ、それよりも映画に入り込んでいた。それほど、作品としての映画の出来映えはよかった。
応援上映に関してだが、私が行った映画館のカラーからすると、ふさわしくない印象を受けるが、スタッフも初めての試みということで意気込みを感じられ、私は好感が持てた。特に上映前の、応援練習は気分がほぐれて楽しかった。
地下鉄のホームで高校生と思われる女の子たちが、ボヘミアン・ラプソディーを観に行かないと時代に遅れるかなー、というようなことを言っているのを聞いて、何だか微笑ましかった。
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