Behind The 8 Ball

このレコード・ジャケットを見ると学生時代を思い出す。
そう、ビリヤード。

昔は、大学の近くにビリヤード場があった、と記憶している人も多いのではないかと思う。
私の近くにもあって、学部の先輩によく連れて行ってもらった。
また、所属していたクラシック・ギター部の2年先輩にビリヤード場の息子がいて、学生チャンピオンだったが、どうしてこんなギター部にいるのかが不思議であった。それくらい、ビリヤードは身近であった。

このレコードのタイトルの「Behind The 8 Ball」は、ビリヤードのルールが由来のイディオム。
ゲームでは、8番ボールは常に最後にポケットに入れる。もし、他のボールより先に8番ボールを入れてしまうとゲーム終了。8番ボールに近いボール、又は8番ボールの向こうにあるボールを打つことはリスクがあり、不利な状況にあることを意味する。
「窮地に立たされている」英語の表現の一つ。

オルガニスト、Baby Face Willette は、窮地に立たされたどころか、この4枚目のリーダー・アルバムが最後になってしまった。

娯楽も時代とともに、流行りすたりがあるだろうがビリヤードは今どうなのだろうと、このジャケを見て、つい思ってしまった。
ビリヤードという言葉の響は、私を学生時代に戻してくれる。久しぶりに、やりたいなぁ!

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🎵Baby Face Willette/Tacos Joe

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