私は、先週の土曜日に愛知県岡崎市で、熱〜いジャズを聴いてきました。
岡崎市と言えば、2016年に亡くなられたDr. Jazzこと内田修先生のお膝元です。
内田先生は、日本のジャズをリードしてきた殆どのミュージシャンを自分の病院で、診察、入院、自宅のスタジオでリハビリさせるなど、側面から日本のジャズを育ててきました。そして愛知県の誇る世紀の歌姫KEIKO.Leeさんを支援したのも内田先生です。
2006年から始まった岡崎JAZZ, 内田先生の遺志を受け継いだスタッフが毎年すごいプレーヤーを連れてきます。今年は13回目。
今年のプレーヤーは、ピアニストのケイ赤城。
アメリカを地盤にしていて、5年以上前からオファーを出して、やっと実現したそうです。
何が凄いって、ケイ赤城は1989〜91年の2年間、マイルス・デイビスのグループに在籍していたのです。91年はマイルスの亡くなる年です。経歴はとにかくスゴイ!他にも、マイルスの前は、アル・ディメオラのグループ在籍、ブルー・ミッチェル、アート・ペッパーなどと共演、フローラ・プリムグループ在籍、マイルス亡き後はスタンリー・タレンタイングループ在籍など。
私も、マイルス関連本で、菊地雅章に次ぐ2人目の日本人アーティストであることなど、その存在は知っていましたが聴くのは初めて。
今回のライヴの編成は、ピアノーケイ赤城、ベースー若井俊也、ドラムー本田珠也のピアノトリオ。
スゴかった。3人の疾走感、スローパートでも流れない音一つ一つの粒立ち、曲の展開、レベルの違うプレイだった。いわゆる聴き古されたスタンダードはやらない、彼らには必要ないだろう。
ライヴ後、買った最新CDにメンバーにサインをしてもらった。
世界的なピアニスト、ケイ赤城。ステージでも、マイルスとの2年間はとてもラッキーだった、と言ってました。
スピード感あふれる、30才の将来有望なベーシスト、若井俊也。これからのライヴ動向を注目したい。
父はネイティブサンの本田竹曠、母はボーカルのチコ本田。叔父にナベサダこと渡辺貞夫というサラブレッド。
もう名前もプレイも確立しているドラマー、本田珠也。パワフルだけでなく、スティックの強弱、スネアの上を這うブラッシングも感性豊かで、間違いなくベストドラマー。
ケイさんにツーショットをお願いして、少しお話し。
帰りの車の中で、買ったばかりのCDを流してライヴの余韻に浸っていた。
最後に、こんなに素晴らしいライヴを、毎年、企画して開催している岡崎ジャズのボランテイア・スタッフの皆さんには、心から感謝するとともに、これからも岡崎ジャズの活動を応援していきます。
今から、来年のライヴが楽しみ!
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