愛器Chakiとギター・コンピング

久しぶりに、ギターを掻き鳴らそうとケースから出してみた。

ギターは4本持っていたが、そのうちの2本をこの夏、泣く泣く売った。後ろ髪を引かれる思いで、本当に悲しかった。
売ったギターは、1本はガット(クラッシック)ギター、ナイロン弦で押さえがラクで、音も小さめで近所迷惑にもならないところがいい。もう1本は、エレキギター、IbanezのGeorge BensonモデルGB10。Gibsonのフルアコのように大きくなく、小ぶりなのがいい。
どうして売ったかというと、狭い部屋で邪魔なのと、弾くことがなくなったからだ。

残った2本、1本はアコースティック(フォーク)ギター、やはり歌伴にはオールマイティーだ。
もう1本は、ピック・ギター。売ったガットギター、エレキギターとフォークギターの特徴を合わせ持つ。
このピック・ギター、ネックは細く、弦高が低く、押さえやすい。上の3つのギターのいいところを持つ優れものなのだ。

私のは、知る人ぞ知る、京都にあるChaki(チャキ)という、ウッド・ベースとかピック・ギターを製作しているメーカーのものである。憂歌団の内田勘太郎がChakiのP1というモデルを使っていた。私のは、P4。

私は、ギターの歌伴を勉強したくて、このギターを買った。私は日頃から、延々とソロを弾くのではなく、あらゆるテクニックを駆使して、歌伴ができるギタリストが最高のギタリストと思っている。
私の中では、そういう人が3人いる。まず一人は、内田勘太郎。
憂歌団『LIVE at KUBOKODO 1981』の中の「All Of Me」は知っている限り、ジャズのどの伴奏よりスゴイ。

次は、亡くなっていないが、演歌歌手の伴奏で有名な木村好夫。
テレビで、何度も見たことがあるが、うなるほどスゴイ。演歌の世界は、流しの人たちもギターが本当にうまい。演歌恐るべしである。この楽譜は、素晴らしい。他のジャンルでも、どうしてこのような楽譜がないのか不思議だ。

最後は、Joe Pass。
もう、超絶技巧である。Ella Fitzgeraldと何枚もデュエット・アルバムがある。

色々なコピー譜が出回っているのに、今まで探し回ったけれども、ギター・コンピングのコピー譜とか教則本がないのだ。誰か、実践で教えてくれないかなー・・・

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Ella Fitzgerald/One Note Samba

ギターはいいよ!

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