RIP：Michel Legrand

今日の朝刊で、ミシェル・ルグランの26日訃報を知った。86才とあった。
ショックだ。昨年も久しぶりに来日した時に、これが最後かなと思いつつ、行かなかった。

ヨーロッパ音楽へいざなってくれたのは、ルグランだった。
サウンドがオシャレで、「華麗なる賭け」「思い出の夏」で一発で好きになった。

上2つ以外にも、彼が手がけた作曲、映画音楽はどれも素晴らしい。
「シェルブールの雨傘」をはじめ、「ロバと王女」「ロシュフォールの恋人たち」「リラのワルツ」・・・

また、ルグランはコンポーザー、アレンジャーとしてだけでなく、優れたボーカリストでもあり、ジャズピアニストでもあった。
ピアノトリオの作品から、マイルスとのオーケストレーション作品、など多数に及ぶ。

そして、多くのプレーヤーが、ルグランの作品をレコードに取り上げている。マイルス・デイビス、バルネ・ウィラン、バド・シャンク・・・・

魔法にかけられたような、ウットリする素敵な音楽は、私の中で永遠に鳴り続けるだろう。
ルグラン、ありがとう！

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